図書館には、本だけでなく雑誌、電子書籍など様々な資料があることを知っていますか? ここでは、OPACで様々な資料を検索する方法について紹介します。使い方をマスターして、資料を検索するのに役立ててください!
OPACで資料を探す際に、実は5種類の検索方法があります!自分の知りたい資料に合わせて検索方法を使い分けられるようになりましょう!
OPACを開くと自動的に開かれているのが蔵書検索の簡易検索です。自分の知りたい資料に関するキーワードを入れると、大分大学の図書館が保有している同じ言葉がついた資料を検索することができます。 「検索結果が沢山あって選べない!」という場合は、検索結果の左側にある「絞り込み検索」を使ってみてください。資料の種類や所蔵している場所、出版年数などを絞り込むことで、自分の欲しい資料を見つけやすくなります。また、医学図書館に欲しい資料がある場合は、無料で取り寄せることができます!
簡易検索で思っていた資料が出なかったり、反対に結果が多すぎて選べないときに使うのが詳細検索です。詳細検索では、資料の種類や出版年数などを自分で選んで調べることができます。(詳細検索の使い方は、後半の「検索条件を使おう」のところで詳しく説明しています)
*電子ブック
検索結果で資料の配置場所が「旦野原・電子ブック」または「挾間・電子ブック」となっているものは、自分の携帯やPCを使って家でも読むことができます!
また、画像にある通りHPを開くと右側に「電子ブック案内」「電子資料新着情報」という項目があり、そこから調べることもできます。開くと分野ごとにブックリストが載っているので、電子ブックを簡単に探すことができます。
「欲しい資料があるけど、調べたら分大の図書館にはなかった…」という経験ありませんか?そこで役に立つのが他大学検索です。名前の通り大分大学以外の全国の大学図書館に資料があるか調べることができます。その際、他の大学で所有していることが分かれば、取り寄せることができます(送料はかかります)。
リポジトリ検索では、大分大学で作成された論文や学会発表資料などを検索することができます。博士論文など分大の先輩方の研究論文を読むことができるので、とても勉強になります!
横断検索では、大分県内の大学の図書館や公共図書館での資料の検索ができます。他大学検索と同様に取り寄せが可能なので、分大に欲しい資料がなかった人は積極的に使用してみてください。ちなみに、大分県立図書館の本は無料で取り寄せができます!
調べても分大に自分の欲しい資料が見つからなかった場合、今まで説明した取り寄せ以外の方法もあります!
・レファレンスサービス(質問・調査依頼)
レファレンスサービスとは、学習や研究に必要とする情報・資料を探す際に図書館職員がお手伝いをするサービスです。利用する際には、カウンターで尋ねてみてください。また、電話・webからも質問を受け付けています。
・ 図書購入リクエスト
欲しい図書が図書館にない場合、購入を申し込むことができます! リクエストフォームまたは図書購入リクエスト用紙で申し込むことができます。詳細はHPを開いた右側の「欲しい資料がない時はこちら」と書かれている部分をクリックしてください!
OPACでは自分の欲しい資料に合わせて様々な検索方法を使い分けることがよいと分かりましたか?ここでは、どんな風に検索したら自分の欲しい資料を見つけられるか、検索ワードのコツなどについて教えていきます!
〇検索条件を使おう
詳細検索を開くと、「タイトル」「著者名」「出版者」の左に「かつ(AND)」と書かれています。クリックしてみると、「または(OR)」「含まない(NOT)」という項目が出てきます。この3つの項目は、検索条件と呼ばれており、それぞれ次のような意味を持っています。
・AND検索:検索結果として「A」と「B」両方のキーワードを含む資料が表示されます。
・OR検索:「A」と「B」というキーワードのうち、どちらか一つの語を含む資料が検索結果として表示されます。
・NOT検索:「A」というキーワードは含むが、「B」というキーワードは含まない資料を検索結果として表示します。
以上のことをベン図で表現すると、次のようになります。
見てわかる通り、3つの検索条件のうち検索結果はAND検索が1番少なく、OR検索が1番多くなります。検索結果が多すぎる場合には、AND検索を使って情報を絞り込んだり、反対に検索結果が少なすぎる場合にはOR検索に変えてみるといった使い方ができます。 検索テクニックがなければ、膨大な資料の中から必要な資料を見つけることがかなり難しくなります。キーワードを工夫してみたり、検索条件を加えるなどの検索テクニックを試してみてください!
検索する時のキーワード例を紹介します。
「レポート 大学」「office word」など、組み合わせて検索してみてください。
本書はテキスト批評について重点を置くことで、どのようにして学術的な基礎を作っていけばいいのかについて述べられています。そこには議論することに必要な表現力や批評する力も含まれています。もちろん参考文献や注の使い方など、形式的なものも載せられているため、これから大学で学んでいく人にはぴったりのものとなっています。文章は比較的硬く、また本書では批評を通してレポートを作成する手順が書かれているため、レポートを学問の一環として取り組みたい人に合っていると思われます。
本書は考えるプロセスを支援する、ということを目的にしているため、レポートを書いていく流れを具体的に紹介しており、実践的です。資料の調べ方やその取り扱い、また論文を読むために必要なことまで描かれているため、「レポートの書き方」のみが知りたい人に特に勧められます。文章は比較的柔らかく、初心者に優しいと思われます。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
旦野原キャンパスの図書館で開催されているレポートの書き方相談デスクでは、レポートの書き方や日本語チェック、プレゼンの仕方、宿題、大学院受験、就活など様々な相談に乗ってくれる、文系・理系の学生・院生がいます。
「レポート初めて書くんだけど、何から手を付ければいいの?」と焦ってしまった方も、ちょっと就活や進学について聞きたいという方も大歓迎です。少しでも聞きたいことがあれば遠慮せず利用してくださいね!!